2020-08-17
1日の仕事や家事を終わらせ、頭の中がぼんやりとしてきたらどうしますか?
余程の人ではない限り、布団やベッドに入って睡眠をとるのではないでしょうか。
しかし、いざ眠ろうとしてもなかなか寝付けないという場合、カーテンに原因があることがあります。
ある研究によると、人の体は夜になると体を休めるために副交感神経が優位になり、朝日を浴びると交感神経が優位になるとされています。
どちらの神経も自律神経と呼ばれるものです。
これが乱れてしまうと睡眠をとったとしても、どこか寝足りないということも起こる可能性があります。
原因はいろいろとありますが、その中の1つにカーテンの色があります。
本記事では、安眠効果が期待できるカーテンの選び方について順番に説明させていただきます。
最近、眠っても疲れが取れないという人は、カーテンの色から見直してみませんか。
1)間違った寝室カーテンの選び方! 元気になると勘違いする色
例えば寝室のカーテンを赤色やピンク色にした場合、可愛らしさや心の中から湧き出すものを感じる人もいます。
1日の始まりに赤いカーテンを開き、部屋に差し込む朝日を浴びれば、寝起きはバッチリだという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、眠る場合はどうでしょうか。
部屋の電気をすべて消して、真っ暗にしていれば問題ありません。
ところが、小さな明かりをつけていると、独特の黄色い光と赤いカーテンの色がコラボして、余計眠れなくなるという人もいらっしゃるはずです。
また、ピンク色のカーテンの場合、それだけで眠れなくなるという方も多いのではないでしょうか。
赤やピンクと言った色は、人の交換神経を刺激する効果が期待できます。
特にオレンジなどは、元気の象徴と言っても良い色ですので、寝室のカーテンには向きません。
部屋を暗くするので問題ないという人は別にして、これから快適な睡眠を取りたいという人は、赤系の色を避けるようにしましょう。
2)安眠に効果が期待できる寝室カーテンの選び方!
天気の良い日の青い空や緑に囲まれた森の景色は、なんとなくゆったりとした気分になってきませんか。
実は青色や緑色は、癒しの効果が期待できます。
また、大人の色と言われるベージュや紺なども、雰囲気だけではなく実際に落ち着いた心境にしてくれる可能性があります。
寝る際に、部屋の電気を消して真っ暗にした場合、ベージューや紺はさらなる暗さになるため、深い睡眠がとれる人もいます。
しかし、カーテンを上記のような色にしても、寝具の色が赤やピンクにしていれば、効果が半減してしまうこともあります。
寝具は、カーテンと同じ系統の色になるようにすることをおすすめします。
3)明るいイメージがある寝室カーテンの選び方! 安眠効果?
一般的には、明るい色はリラックス効果が低いと言われています。
しかし、人によっては暗いカーテンの方が、夜中に何か別の物が出てきそうで怖いという人もいます。
そもそも、暗い色自体が嫌いだという人もいます。
明るい雰囲気でありながら、リラックス効果が期待できるものとして黄色があります。
黄色は、風水などでも幸せの色というイメージがあります。
昔にヒットした映画で、黄色いハンカチが幸せの象徴だというイメージを持たれた世代もいます。
その世代のお子様やお孫さんが、小さい頃から黄色に慣れ親しんでいる場合もあります。
最終的に、思い込みや経験からくるリラックス効果ですが、期待できる人とできない人に分かれます。
まとめ
いかがでしたか。
毎日何気なく目にしているカーテンですが、色によっては安眠効果に大きな影響を与えてしまう場合があります。
最近、どうも寝つきが悪いという方は、カーテンの色を見直してみてはいかがでしょうか。
それでも眠れないという人は、カーテンの柄が影響している場合もあります。
見るからに忙しさが反映する柄であれば、リラックス効果も何もありません。
また、遮光カーテンのみにしている場合も、色が目に入る範囲が狭くなります。
外から見えてしまうかもという不安も大きくなりますので、リラックス効果が期待できない場合があります。
カーテンを選ぶ場合には、色や柄もですが、どのように使用しているかということも、安眠効果の期待が左右されます。