2018-05-12
このカーテンの手入れってどうしたらいいですか?
カーテン洗濯してみようと思うけどどうしたらええんじゃろうか・・・
という問い合わせがあります。
子育て世代の方だと、カーテン周りが子供の秘密基地になるのでホコリが気になるとか・・・
カーテンは布製品なので、ホコリ・匂い等がありますので、定期的なメンテナンスをしていただいたほうが、良い状態で長く使って頂けます。
カーテンの生地によってかなり変わるものなので、少し整理しましょう。
通常のカーテンカタログページをよく見ると・・・・
表示がされています。
まず家庭の洗濯機で洗えるんだろうか・・・洗えないんだろうか・・・
というのは
この「ウォッシャブル」マーク!
家庭用洗濯機で洗濯できる事を示すマークです。
その他にもこの様なマークが付いています。
分かりそうで分かりにくいマークが並んでいるので補足します。
左から
①:洗濯機【40℃以下】で洗濯できます。
(なんとなく伝わる!)
②:漂白処理はできません。
(だめなのはわかるけど・・・・漂白ってことはわからん・・。)
③:選択後のタンブル乾燥処理ができない
※タンブル乾燥処理はドラム式乾燥機にかける事です。
(言われてみればわかるかも・・・・。)
④:日陰での吊り干し乾燥が良い
(わからん・・・。)
⑤:底面温度150℃を限度としてアイロン処理ができる。
※アイロンの点の数で上限温度が変わるので注意ください。3つ=200℃まで 1つ=110℃限度【スチーム無し】
(アイロンが・・・大丈夫そう・・・まではわかる。。。)
⑥:ドライクリーニング【パークロロエチレン及び記号Pの欄に規定の溶剤にてドライクリーニングができる】
(説明うけても良くわからん。)
ドライクリーニングはクリーニング屋さんに要確認ですね。
カタログを見ると、だいたいのカーテンはこの当たりの表示なので
ご家庭の洗濯機で洗った後、日陰に干す!が可能ですね。
次に
今付けているカーテンを洗いたい!
という場合
↑カーテンの裏側にはこの様にタグが付いており、表示がされています。
↑これは2016年12月1日以前の洗濯ラベルなので、表示方法が少し違います。
(今洗う必要があるカーテンはこのタイプが多いと思うので、今回はこちらで説明します)
左から
①洗濯機【40℃以下】で洗濯できます。
(弱水流または手洗いが適当です。と書いてあります。)
②塩素系漂白剤による漂白ができません。
(わかりやすい。)
③アイロンは中程度(140℃~160℃)でかけてください
(温度はわからんかも・・・。)
④ドライクリーニングができます。(パークロルエチレン又は石油系のものをご使用ください)
(クリーニングもOKって事ですね。)
一応カーテンを洗う過程についても説明します。
①まずフックを外します。
②たたんでネット入れ少し付け置きすると汚れが良く落ちます。
③洗濯機で洗います。
④日陰にて干します(フックを取付し、カーテンレールに吊るして干す方法もあります)
汚れていないと思っても結構汚れているのがカーテンです。
綺麗にするとまだ使える場合もあると思います。
カーテン屋としては、良い製品を長く使って頂けると嬉しいです。
ただ・・カーテンは巾100㎝~150㎝の布を縦に縫い合わせています。
そして紫外線によって布と縫い合わせている糸がどうしても劣化してしまいます。(場所によりかなり差が出ますが・・)
洗っている際にバラバラになったカーテンの再縫製依頼がたまにありますが、難しい場合が多いです。
たまに洗濯する事で生地の劣化状況を確認する事も出来るかと思います。
ちなみにクリーニングは200㎝×200㎝のドレープ(厚手)で生地により8千円~1万5千円/窓程度でした。
プロのクオリティにお任せするのも良い案かと思います。